2011-08-27 01:41 | カテゴリ:ピアノ
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気が付けば今月もあと少し。
そして、気が付けばあっという間に
日本に帰国してから1年目を迎えていました。

帰国からの半年はリサイタルをしたり免許を取ったり、
仕事を始めたりと、未知の世界を開拓しつつあったのですが、
やっと新しい生活に慣れたと思った矢先に起こった今回の東日本大震災。

想像を絶する事態の酷さに、今後仕事が出来るのかと不安でしたが、
今こうして仕事が徐々に増えつつある事に、本当に感謝の思いで一杯です

今までは当たり前だった普通の生活。
でも、それは当たり前の事ではなかったんだと、
失って初めて気が付かされました。

・・・人間は、大抵こうして
失って初めてその有り難味や大切さに気が付かされます。
でも、それでも気がつけるということは幸せな事です。
気が付かない人だって、世の中には沢山いるのですから。。


本来ならばこの6月に開催していたはずのリサイタルも、
震災の影響を受け、中止になってしまいました。
(ホールも被災しました)

私としては、暫くはこういう形でのリサイタルはする気がなく、
何時なら皆さんに受け入れられる事が出来るのだろうかと、
被災当初は考えていたのですが、それも最近では仕事や雑用が
多くなってきた為、そっちのけにしていました

でも、最近色々な方から
「リサイタルはしないの?」
とお声掛けを頂く機会が多くなりました。

それだけ、皆さんの震災の傷も徐々に癒され、
生活も以前のような日常に戻りつつあるのかな、と感じています。

そう感じられるだけでも嬉しいのですが、
(被災地も被災者の心も、それだけ復興しつつあるという事)
中には「みどりさんのピアノが聴きたい」とか
「会社を休んでも行くから」と言って下さる方も複数名いらして、
私の中では嬉しさが倍増しております

皆さんのお気持ちが本当に嬉しいです。
ありがとうございます


先日、知人のBlogを拝読させて頂いた時に
「若い時の苦労は買ってでもしろ」
という記事があり、ハッとさせられた事がありました。

最近ピアノで苦労する事が激減していたのです。

ウィーンに居る頃は、教授に見捨てられないようにと、
毎日あーでもない、こーでもない、と試行錯誤の日々でしたが、
最近は仕事であーでもない、こーでもない、と試行錯誤する日々に
いつの間にか変わってしまっていました・・・

今の状況が悪いわけでは決してありませんが、
まだまだピアノを通して学ぶべき事は沢山あります。

その時その時によって、音楽の感じ取り方も変わりますし、
勿論表現の仕方も変わります。
どれが良くてどれが悪い、という事では全くありませんが、
今しか出来ない表現、感受性を私は大切にしたいと思います。

この時期だからこそ、演奏者に違った感じ方が出来るという事はあるはずだし、
聴いてくださる方の心にも、その音楽がどう響くのかも違うと思います。

なんとなく、ですが、色々な方からお声掛け頂くのも、
きっとそういう心の変化があるような気がします。

だって、震災直後は正直言って
音楽を聴くような状況ではなかったですから。

皆さんにこうして嬉しいお言葉を頂いている事からも
そろそろリサイタルが出来る時期なのかな?とも思っていますので、
そろそろリサイタルの企画をしようかと思案中です。

今回は生徒もきっと来てくれるだろう(来なかったりして・・
という事も考慮に入れ、皆が楽しめるプログラムにしようと思います。

・・・ハードルが結構高いわ・・・

という訳で、どなたかリクエスト(名案)がありましたら、
コメ欄でお知らせ下さいね~
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